読書ノート
ブレッケンリッジ.キース著、堀内隆行訳(2017:原著2014) 『生体認証国家−グローバルな監視政治と南アフリカの近現代』岩波書店。 序文:本書は、南アフリカのアパルトヘイト国家の原因を、バイオメトリクスの科学(計量生物学)と技術(生体認証)に関す…
また自分なりの要約。5回くらいに分けて書く予定。(ただし、読書会(2018年度・前期) | egoist political theory こちらの読書会に出席して得た観点も多少盛り込まれている) 序論 ・問題関心と本書の目的 執行が規範を超える、法の規範的側面が統治の暴力…
U・ベック(島村賢一訳)(2010)『世界リスク社会論−テロ、戦争、自然破壊』ちくま学芸文庫 日本語版への序文(2002年8月 訳者解説169頁)p10:主権をめぐるナショナルなゼロサムゲームは歴史的に誤ったものとなる。新しいコスモポリタン的な現実主義が登場…
ちくま学芸文庫になっていたので、手に取って読んだ。全く専門外なので、内容をメモするだけにしておく。 浅野楢英(1996:文庫2018)『論証のレトリック−古代ギリシアの言論の技術』ちくま学芸文庫。 はじめに−「言論の技術」とはなにかp11:古代ギリシアでは…